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02 CYBER DIVA is Virtual Singer Software

詞:vocaloid.com
曲・対訳:tamachang [CYBER DIVA]

iTunes楽曲販売ページはこちら(試聴可能)


歌詞

CYBER DIVA is Virtual Singer Software...
電脳の歌姫は仮想の歌手のソフトウェアである

CYBER DIVA is Virtual Singer Software.
It allows you to make vocal tracks without a singer.
それはあなたが歌手なしで歌のトラックを作ることを可能にする

You, the producer can easily make vocal music like EDM, R&B, and futuristic music.
制作者であるあなたは、エレクトロニック・ダンス・ミュージック、リズム・アンド・ブルース、 そして未来的な音楽など歌の音楽を容易に制作できる

※ CREATE FUTURE MUSIC, WITH A FUTURE VOICE
未来の声とともに未来の音楽を創りなさい

CYBER DIVA is Virtual Singer Software...
You can express any type of voice, such as "Rough Tone", hoarse and husky voice, and "Harsh Tone",violently deafening voice, that enhances the expression of Rocks, Souls, Blues and many other.
あなたはあらゆるタイプの声を表現できる たとえば、「ざらついた声」、しわがれてかすれた声、そして、「荒い音」、 激しい耳を突き刺すような声、それはロック、ソウル、ブルース、そして、あらゆるその他のものの表現を高める



With clear speech, smooth pronunciation, and powerful tone,
CYBER DIVA can cover almost all genres of the music you can imagine.
明瞭な発話、円滑な発音と力強い音を伴って、電脳の歌姫はあなたが想像しうる
ほとんどすべての音楽ジャンルを網羅できる

詞について

「CYBER DIVA」は、アメリカ英語の歌唱を合成するボーカロイドの歌声ライブラリの製品名です。この歌詞はCYBER DIVA の製品パッケージに書かれている説明文と、CYBERDIVA の公式Web サイトに書かれている説明文を抜粋したものです。

CYBER DIVA でなにか歌を作りたいと思えど、私は英語ができないのでどうにも歌詞が書けません。ふと、CYBER DIVA のパッケージを見ると「CREATE FUTURE MUSIC,WITH A FUTURE VOICE」と書かれていて、なにやらとてもカッコいい。よくよくパッケージの説明文を見てみるとなかなか挑戦的なことも書いてある。

「You, the producer can easily make vocal music like EDM, R&B, and futuristic music.」

CYBER DIVA に「CREATE FUTURE MUSIC, WITH A FUTURE VOICE」と命令されるがまま、作ったのがこの楽曲なのです。

(なお、この説明文の歌詞への流用は、ヤマハ社の許可を得ています。)

楽曲について

文言のままにEDM 風に仕立て、それ以上に「FUTURE VOICE」となるようにしています。特に、「あなたはあらゆるタイプの声を表現できる」の部分は、いろいろな声色で歌わせています。

ボーカロイドは、その初期バージョンから声色を調整する機能が実装されており、シンセサイザーで音色を作るのと同じように、いろいろな声色を作ることができます。また、歌唱データを工夫することで、ロック歌手のような節回しで歌わせたり、演歌歌手のような節回しで歌わせたりと、いろいろな歌わせ方をさせることもできます。

そうなのですけれど、ボーカロイド音楽のファンの人たちの多くは、ボーカロイドの声を「キャラクター」の声として認識しています。キャラクターの姿・形がまずあり、それに伴う声としてボーカロイドの声を認識している、ということです。なので、その姿・形にそぐわない声は、好まれない傾向があります。また、既存のよく知られているボーカロイド楽曲の声質に似た声色でないと、もはや、その声がそのキャラクターの歌唱であるとは認識されないという傾向もある気がします。

つまり、「ボーカロイド音楽」というキャラクターの文脈を持つ音楽にあっては、姿・形という「見えるもの」によって、「聴こえるもの」に制限がかけられているのです。そのような文化的な背景があるのですけれど、「FUTURE VOICE」というものを考えるときには、それらの制限は枷にしかなりません。この楽曲では、キャラクターという「色」を排し、機械が機械のように歌うということを意識しています。

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